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スタッフブログ

家族葬専門 森の庵「懸命に花を咲かせた25095日」

こんにちは。森の庵 司会の水野です。

運転中、新社会人らしき人達を見つけます。5~6人の女子。スーツ姿に肩から黒バッグ。

スーツにリュックの男子も。若者っぽい!

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新社会人のころを思い出すなあ…〇十年ほど前。

あの時は一日一日が楽しかったな~。失敗をして落ち込んだ日もあったけど。(;^ω^)

でももっと楽しい日がやってくると信じて疑わなかった私。楽天的で脳内いつも春。🌷

森の庵にお世話になって1年と少し、

スタッフはみんな心穏やかで健康!(私を含め少々ダイエットが必要だと感じている人もいますが。)

今思うと、楽しいって思える毎日は「健康」の上にあるものなんだな~と。

他に誇れる教養、財産はないのですが、私は「健康」だけが取り柄。

それは、親が私を育てる際に清貧・粗食が軸の生活をしてくれたから。←かなり美化した表現✨

親から聞こえてきそう…「あら、そう、そりゃわるかったね!」という言葉が。💦

先日のお式は60代の女性。

今までできなかったことがやっと叶う年齢。

花に囲まれての生活が夢でした。

自宅にはお庭がありご主人とともに庭仕事を楽しんでいました。

きっと春には大好きなピンクの花が咲き、🌸🌸🌸

笑顔も満開になっていたはず。

gardening

夫婦はともに歩み始めて47年。

これまで大きなケンカはしたことがないという仲良し夫婦。

お子様は3人。やさしいお母さんは働き者。

子育て中は、ゴルフのキャディをして家計を助けました。

時には、御主人とゴルフの練習場に行き

奥様からの指導もあったようです。

「あなたは、まっすぐ飛ばないからダメ、と叱られましたね。」と涙で微笑みながら語ったご主人。

何気ない会話を思い出しては涙が溢れます。

明るい色の花が好きだった奥様。御主人に花の名前を尋ねました。

「大きなダリアのような花、えっと、なんていう花だったかな~?

また、叱られるなぁ、覚えてないの?って。」

そういって、悔やみながら懐かしく語ります。

病は奥様とご家族に試練を与えました。

楽しみに待っていた花に囲まれた生活が曇り始めました。

でも夫婦の絆はより強くなり

御主人は奥様の心を支えました。

病を受け止め一日一日を大切に、やさしさを表し命いっぱい生きた人。

雨水を逃すまいと一日一日より大きく花びらを広げ役目を全うした花。

その花が生きた日数は25095日。

御家族御親族で作り上げ咲かせた花があります。

皆様のこころの庭に咲く花。

この花をもって奥様は旅立ちました。

枯れることはありません。ずっと皆様がここに触れて愛情を注いでくれるから。

御主人は寂しそうでしたが、奥様に代わって花を育て

力をもらって進んでいくことでしょう。

一日一日を大事に過ごすことは、

将来咲かせたい花に水や栄養をやる作業なのかもしれませんね。

丁寧に水やりをして土を育て(仕事を丁寧にして、勉強も忘れず)

小さな花でもいいので開く日を楽しみに待つことにします!

森の庵 司会水野🎤

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