こんにちは。家族葬の森の庵 司会の水野です。
フクロウのいる森の庵。いつもモーリーとノアンに癒されています。
社長夫婦は犬も飼っていて、犬🐶を飼っている方とはとっても親しくなっちゃうようです。
さて犬といえば…去年のお話。後輩とスタバ☕に行った時のこと。
店員さんに「ケーキの試食があるのでいかがですか?」と声をかけられました。
ブラウニー?とかいう都会のOLたちが食べるオシャレでエレガンツ~なケーキ風の食べ物。
私が試食しないわけがない。そして、かごに入ったソレに手✋を伸ばそうとしたら、
店員さんが
「アレルギーなどありませんか?」といいました。
私はなんで今聞くの?と思いながら、
「アレルギー?あ、私、犬アレルギーです。」と威風堂々yesと答えました。(←威風堂々ってこんな時に使う言葉か?)
店員さん、「(クスッと笑って)それなら大丈夫です。どうぞ。」と言い、やっと試食にありつけました。
後輩が「せんぱ~い、何言ってるんですか?大豆とか小麦粉とか(食物の)アレルギーですよ。はははは!」
そう、わたしはスタバ☕の店員さんと後輩の前で恥をかいてしまいました。威風もなにもあったもんじゃない。💦
でもイヌの入っていない?ブラウニーはおいしかった。💛
まあ、私にとってそんなこと日常茶飯事。共感する人は声をかけてください。
私はワンちゃん大好きなのですが、アレルギー検査の時に「イヌ」にアレルギー反応が出たのです。
でも、今までワンちゃんをだっこしてくしゃみがでたり咳こんだりということはないので軽いほうなんでしょうね。
森の庵でも時々ワンちゃん🐶が来ることがあります。
家族ですから、そこには大きな愛情がありますからね。
愛犬を大切に育てたおばあちゃんのお式がありました。
愛犬の名前は「リンゴ」。
リンゴの箱のなかに捨てられていた子犬をおばあちゃんが連れて帰ったのです。
顔に落書きをされていたかわいそうなリンゴをみておばあちゃんの心は動きました。
抱き上げられた時のリンゴはどんなにうれしかったでしょう。
それからの生活はひとりと一匹。というよりはふたりでひとりというくらいいつも一緒でした。
おばあちゃんはお茶が好き🍵で、こだわりの淹れ方があったそうです。
ポットからのお湯ではなく、少し冷ました70度くらいのお湯 で丁寧に入れるそうです。
そのほうが味と香りが存分に楽しめるそうです。
お茶の淹れ方を習ったという御親族は懐かしそうに語りました。
手間がかかるけどおいしい…お茶を飲みながらリンゴと何を話していたのでしょう?
おばあちゃんには御親族に「お葬式はいらない」と言っていたそうです。
でもおばあちゃんを慕う御親族が集まり、おばあちゃんの思い出をいっぱい語り続けます。
こんなにも慕われたおばあちゃん。御親族が家族葬で送ってあげたいと思ったのも伝わります。
私もスタッフも「森の庵の家族葬ならいいよ!」とおばあちゃんに言ってもらえるように精一杯務めたい!と思いました。
私共は、このお葬式という時間の中でおばあちゃんと親族全員が共通の思い出を持ってほしいと思い、
導師様のお勤めの後、全員でお茶🍵をいただきながら、おばあちゃんを語り思う時間を作りました。
畳のお部屋だったのでおばあちゃんを囲んで座り声が届く距離でお話をすることができました。
ドライブが好きで友人といろんなところに行っていたこと。
畑でコツコツと野菜作りに励んでいたこと。
親戚の結婚式には今着ている着物で出席してくれたこと。
皆さまの手にはもちろん、70度のお湯でじっくり丁寧に入れたお茶。(スタッフが丁寧に入れてくれました)
きっとおばあちゃんもお話を聞きながら微笑んでいるはず。
おばあちゃんの歴史には共に歩み、同じ思い出を持った人がたくさんいるのです。
お別れの時、御親族が会わせたいと連れてきたリンゴ🐶
大好きな家族、大好きなおばあちゃんに会わせてもらったリンゴはどんな思いだったのでしょう?
そしておばあちゃんもリンゴに会えてどんなことを言ったのでしょう?
御家族がリンゴの毛を少し切って半紙に包みおばあちゃんに持たせてあげました。
それを抱いておばあちゃんは旅立ちました。
リンゴも一緒にお見送りしました。
これからのリンゴは御親族の家で暮らすことになりました🌸。
おとうさん、おかあさん、おねえちゃんもいます。
誰も知らないところへ行くのではなく、おばあちゃんの話ができるおうちでよかったね。
私たちもホッとしました。
ペットには本当の気持ちを話せるという人も多いのではないでしょうか?
だからかわいくていとおしい💖、そして癒してくれ、力をもらえます✊
誰にも言えない話を聞いてほしい方、フクロウのモーリーとノアンが森の庵で待ってますよ。
森の庵 司会水野🎤