巡り会った人の思い出を紫色に彩ったおばあちゃん

こんにちは。森の庵 司会の水野です。

すっかり春🌼めいて参りました。

時には15度を越える日があり、暖かな春の訪れを くしゃみや目のかゆみで知る人もいるでしょう。💦

花が咲き、鳥が鳴き、虫が動き出す

彩り豊かになるこの季節。ふとミスターチルドレンの「彩り」という曲♪を思い出しました。

こうして私のブログという単純作業が、回り回って 誰かの参考になったり、誰かの思い出になったり。

または、この森の庵の歴史になって彩りをつけられたらいいな☺️

 

人生に彩り✨を残してくれたおばあちゃんのお式がありました。

 

「96歳でも家族の記憶はしっかりあって、お子様のことをよく話してくれました・・・」と介護施設のスタッフの方がお話ししてくださいました。

 

おばあちゃんが入居していた介護施設が森の庵の近くにあり、私はそこにお訪ねしたのです。‍👟

 

スタッフの方は丁寧におばあちゃんのことをお話ししてくださいました。

おばあちゃんは「紫色」が好きで、歩行器も杖も紫色だったそうです。

祭壇のお花は紫色中心に彩られました。

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『おばあちゃんといえば紫色』という思い出を、ご家族や施設のスタッフに残してくれました。

もちろん、私たち森の庵スタッフにも「紫が好きなおばあちゃん」という印象を与えてくださいましたね。

 

おばあちゃんは自分のことは自分でしようとする頑張り屋。

施設に入るとつい甘えてしまうという話をよく聞きますが、

おばあちゃんは施設から眼科まで歩いて通っていました。

何年もの間・・・です。

 

そして、几帳面で手先が器用。

おばあちゃんといえば、広告の紙で作ったゴミ箱。

もともと長方形の紙ですが、正方形にして端をピッタリ合わせて作ったゴミ箱はとてもきれいに作り上げていました。✨

それを施設のスタッフに方がたくさんストックをしていて、

施設の利用者さんのために使っていたそうです。

そして手編みもお得意で息子さんに毛糸を用意してもらい、手袋なども編んでいたそうです。

 

施設のスタッフと外出した時のこと、

「暑かったから水分補給しましょうね、と声をかけると、

『あなたも気をつけてね』と言ってくれました」

施設の方がお世話をするといつも「ありがとう、ありがとう」と

言っていたそうです

 

息子さんがくる日は朝早くから楽しみに待っていて、

その時の嬉しさを話してくれたそうです。

 

ご家族の優しさに恵まれた人生

施設のスタッフに心づかいをした日々

ゴミ箱作りも、歩いての通院も。

おばあちゃんが作った色が、モノクロだったみんなの思い出に色をつけていきました。

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お式では導師様のお勤めの後、ご家族からお手紙を手向け、紫色の花でおばあちゃんを送りました。

きっと喜んでいるはず!

 

自身の人生も彩り、まわりの方々の思い出も彩ったおばあちゃん。

96年の毎日が回り回り回って、巡りあった人の思い出にたどり着いた時、その人は温かな彩りに微笑むのでしょう🌸

 

 

森の庵   司会水野🎤