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葬儀の基礎知識

ペットの相続問題を解決する日本初のサービス!ピーサポネットのラブポチ信託®

 よくあるペットの問題

「私が先に亡くなってしまったとき、ジロ(犬)をお願いする人がいない…」

「私が死んだら、タマちゃん(猫)の世話は誰がしてくれるのだろう?」

飼い主であるあなたが亡くなった後、ペットの世話を任せられる人はいますか?

「自分はまだ若いし元気だから、ペットを看取る方が先だ」 と考えている方も多いのではないでしょうか。

新型コロナウイルスが猛威を振るっている昨今、いつ突然の出来事が起こるか分かりません。備えの意味で自分やご家族に何か起こった時、ペットがどうなるか?についても考えておく事をおすすめします。 あなたが突然亡くなったら、残されたペットは保健所に保護されるのが一般的です。そして多くのペットはそこで殺処分されてしまうのです。

今回は、大切な家族であるペットが悲しい結末を迎えないためのサービス、ピーサポネットのラブポチ信託®をご紹介します。

 ピーサポネットのラブポチ信託®とは?

ラブポチ信託®とは、飼い主さんが元気なうちに生命保険に加入してもらい、亡くなった後、その生命保険を飼育費として残されたペットの世話をする画期的なサービスです。 ペットの相続問題を解決する日本初のサービスとして、福岡県の認定NPO団体ピーサポネットが提供しています。

 ラブポチ信託®の利用手続きの流れ

1.飼い主さんに生命保険に加入してもらう

ラブポチ信託®のサービスを利用する飼い主さんには、まず生命保険の契約をしてもらいます。生命保険は一括して支払うこともできますが、費用負担軽減のため月払や半年払することも可能です。 飼い主さんの年齢やペットの種類によって違いますが、健康な60歳女性の場合、保険料は月額3500円~となります。年齢が若いと支払保険料は安くなるので、ラブポチ信託®を検討している方はは早めの手続きをおすすめします。

2.信託会社・信託銀行と信託契約を結んでもらう 信託会社・信託銀行と信託契約を結んでもらう

次に飼い主さんはピーサポネットが提携している信託会社・信託銀行と信託契約を結びます。 この契約により

●受託者…信託会社・信託銀行
●受益者…ピーサポネット となります。

飼い主さんの生命保険は、受託者の信託会社・信託銀行に渡り、受益者のピーサポネットは預けられた財産(生命保険料)を必要に応じて飼育費などに使えるようになります。

3.飼い主さんとピーサポネット間で死因贈与契約を結ぶ

ピーサポネットと死因贈与契約を結ぶ 最後に、飼い主さんとピーサポネット間で死因贈与契約を結びます。 この契約により、飼い主さんが亡くなった後、ピーサポネットが飼い主になり残されたペットの余生を見守ります。

【ケース別】ラブポチ信託®によりピーサポネットに託されたペットの生末

福岡市箱崎 – NPO法人 -高齢者のペットロス問題を解決しました

愛猫家Bさん 「ラブポチ信託®の契約をしたら、私のかけた生命保険がペットの飼育費になるのはわかったけど、ペットはどこで暮らすのだろう? 」

ピーサポネットに託したペットがどこで暮らすのか気になりますよね。 ここからは、ラブポチ信託®によりピーサポネットに託されたペットの暮らしがどうなるのか、ケース別にご紹介します。

 ケース1

ペットが10歳未満で健康 ペットが10歳未満で健康な場合、ピーサポネットと連携している里親ボランティアの元に移送されます。 里親ボランティアが決まるまでは、ピーサポネットが責任をもってペットの世話を行ってくれます。

 ケース2

ペットが10歳以上または病弱 ペットが10歳以上の場合、ピーサポネットが厳選した老犬・老猫施設に移送されます。 そして、手厚いサービスや介護を受けながら余生を過ごすことができます。

 ケース3

里親ボランティアの下で暮らしていたペットが高齢になった 里親ボランティアの元で暮らしていたペットが高齢になり、一緒に暮らすのが難しくなった場合、ピーサポネットが引き取り、老犬・老猫施設へ移送されます。

 ケース4

ペットが天寿を全うした後 託されたペットは、老猫・老犬施設に移送されても、里親ボランティアに託されてもピーサポネットが個別火葬・合同供養を行ってくれます。 ラブポチ信託®は、ペットが安心して暮らせる場所を提供するだけでなく、ペットの死後のことも安心して任せられるサービスとなっています。

 飼い主が長期療養や介護施設に入所したときもラブポチ信託®を利用できる

ピーサポネットのラブポチ信託®を利用すれば、飼い主さんが亡くなった後のペットの暮らしが保障されます。 しかし飼い主さんがペットの世話をできなくなる状況は、飼い主さんの死別だけではありません。 飼い主さんが介護施設に入居したり、病気で長期入院が必要になった場合もペットの世話ができなくなってしまいます。 ピーサポネットのラブポチ信託®の利用手続きをしていれば、ペットの世話をできなくなった時点で託すことができます。

 ベーシックプラン

生命保険契約を月払・半年払・年払している場合の利用の流れは次の通りです。

  • 飼い主さんは老犬老猫施設に入居費や飼育費などを支払う
     
  • 飼い主さん他界後、ピーサポネットは信託会社・信託銀行より財産(生命保険料)を受取る 受け取った財産で、ペットを預けている老犬・老猫施設に終身飼育費を支払う
     
  • ピーサポネットは、飼い主さんが1で支払った入居費や飼育費を遺族に返還する

 あんしんプラン

生命保険契約を一括払いしている場合の利用の流れは次の通りです。

  • 飼い主さんが長期入院または介護施設へ入居すると同時に速やかにペットが老猫・老犬施設に預けられる 飼い主さんの代わりにピーサポネットが老犬・老猫施設に終身飼育費を納める 飼い主さんが亡くなった後、ピーサポネットが前納した保険金を受け取る
     
  • 老猫・老犬施設への支払いが終わった後、未経過分の保険料は保険会社より飼い主さんの遺族に返還される
     

どちらのプランでも、飼い主さんが飼育不可になった場合、少ない費用でペットの暮らしが保障されます。 ラブポチ信託®で生命保険が利用できない場合のピーサポネットの対応 ラブポチ信託®で生命保険が利用できない場合のピーサポネットの対応 ラブポチ信託®は残されたペットのお世話をする画期的なサービスですが、飼い主さんの中には病気や高齢を理由に生命保険に加入できない場合もあります。

生命保険に加入できないと、ラブポチ信託®のサービスは利用できない…と諦める必要はありません。 ピーサポネットでは、生命保険信託が利用できない方のためのサービスもあります。 それが、負担付遺贈プランです。 これは、飼い主さんと専門家が遺言書を作成し、亡くなった後にペットと飼育費をピーサポネットに託す流れを作るプランです。 専門家と遺言書を作るなんて難しそうと思われますよね。 でもご安心ください。

遺言書を作成するときには、ピーサポネットが専門家を飼い主さんのお宅に派遣してくれます。 専門家はピーサポネットと提携していますので、スムーズな手続きが可能です。

理由1:相続にはお金がかかる

ペットの相続方法とかかる費用相場を表にまとめました。

それでは、1つずつ解説します。

 負担付遺贈:20万円~ 負担付遺贈(ふたんつきいぞう)

負担付遺贈:20万円~ 負担付遺贈(ふたんつきいぞう)とは飼い主さんが遺言書を作成し、残されたペットの世話を誰かに託す方法です。 飼い主さんが亡くなった後、ペットのお世話を託された人は引き受ける代わりに、遺言書に記載されている財産を受け取ることができます。 遺言書の作成方法は「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」の2種類あります。

自筆証明遺言書は飼い主さん自ら遺言書作成する方法で、費用はかかりませんが記載ミスにより無効になったり、紛失や捏造されたりする恐れがあります。 公正証書遺言書は公証役場で、公証人とともに遺言書を作成する方法です。 証人を2人用意したり、遺言書を専門家に依頼したりと手間と費用がかかりますが、飼い主さんの意向を遺族や飼育者に確実に伝えることができます。 また作成した遺言書は公正証書役場に保管されるので、捏造や紛失のリスクもありません。 飼い主さんの意向を確実に伝えたいのであれば、「公正証書遺言」がおすすめです。 しかし負担付遺贈には強制力がないため、お世話を託された人の事情が変わり、ペットと財産の受取りを放棄されてしまう恐れがあるので注意が必要です。

 負担付死因贈与契約:100万円~ 負担付死因贈与契約

負担付死因贈与契約:100万円~ 負担付死因贈与契約とは、財産を贈る人と受取る人が生前に贈与契約を交わす方法です。 飼い主さんの意向のみを伝える負担付遺贈と異なり、契約を交わすのでペットを託された人はよほどのことがない限り撤回することができません。 遺言書よりも強制力がありますが、契約書なのでペットを託す人としっかりと協議をして契約書を作成する必要があります。

契約書は飼い主さん自ら作成することもできますが、遺言書と同じく捏造や紛失のリスクを避けるため、専門家を交えた公正証書で作成することをおすすめします。 公正証書で負担付死因贈与契約を作成するときの費用は、公正証書遺言書と変わりませんが、託す財産はペットの飼育費を含めて100万円以上用意しておいた方がいいでしょう。

 民事信託とは?

民事信託とは、飼い主さん(委託者)と飼い主さんの財産を管理する人(受託者)で信託契約を結ぶ方法です。 民事信託の場合、受託者は飼い主さんの家族や親族になります。 信託契約では、弁護士などの専門家を信託監督人として設置し、受託者が残されたペットのために適切にお金を使っているか、定期的にチェックさせることができます。 専門家を信託監督人として設置した場合、年間数十万円の手数料がかかるのでご注意ください。

 商事信託とは

商事信託は民事信託と同じく、飼い主さん(委託者)と飼い主さんの財産を管理する人(受託者)で信託契約を結ぶ方法です。 商事信託の場合、受託者は家族や親族ではなく、信託会社や信託銀行になります。 飼い主さんがピーサポネットのラブポチ信託®を利用せずに、商事信託を結ぶと、基本手数料や年間手数料を含め契約前に500万円以上用意しなければならないこともあるそうです。

一方で、ラブポチ信託®で生命保険信託を利用できる方は、資金をあらかじめ貯めておかなくても、月々の支払でペットの一生涯の保障ができます。 このようにペットの相続には多くの手間と費用が必要なため、早めに準備をしておくのがおすすめです。 

 理由3:相続対策をしていないと残されたペットが悲しい結末を迎える ペットの相続対策を何もしないまま、飼い主さんのお世話ができなくなるとペットは悲しい結末を迎えます。

残されたペットの行く先は保健所です。 ほとんどのペットはそこで殺処分されてしまいます。 誤解しないで欲しいのですが、保健所は好んでペットを殺処分するわけではありません。 里親や譲渡会を開き、日々一所懸命ペット達の第二の住処を探しています。 それでも施設にできることは限られており、収容頭数を越えれば殺処分せざるを得ないのです。 これら3つの理由から、ペットの相続対策はできるだけ早めに準備しておくことをおすすめします。

 ピーサポネットが飼い主死去のお知らせを受けてペットを引き取りにいくまでの流れ

飼い主さんがピーサポネットのラブポチ信託®(生命保険信託)を利用している場合、飼い主さん逝去の連絡は、信託会社・信託銀行または遺族から届きます。 飼い主さん逝去の連絡からペット引き取りの流れは次の通りです。

飼い主さん逝去の連絡が信託会社・信託銀行から届く ピーサポネットは飼い主の自宅の近くの提携団体にペットの引き取りを依頼 提携団体がペットの引き取る ピーサポネットがペットの引き取り先を選定する ペットの引き取り先にピーサポネットがペットを施設へ移送する ピーサポネットは福岡県が拠点となっていますが、提携団体は全国各地にあります。 よって飼い主さん逝去のお知らせからペット引き取りまでの期間をできるだけ短縮し、ペットの長時間放置を未然に防ぐことができます。 その他にも、身寄りのない一人暮らしの飼い主の方には、ペットの餓死を防ぐため安否確認サービスがあります。

 ペットにお金は相続できない! ペットの相続問題を解決するピーサポネットの実績と今後の取り組み

日本初のペット看取りサービス【ラブポチ信託®】のサービスを作った認定NPO法人のピーサポネットは2017年11月に設立されました。 ピーサポネットのラブポチ信託®は専門家の意見を取り入れながら、何度も試行錯誤を繰り返し、約4年の歳月をかけて作られました。 まだまだ新しいサービスですが、既に多くの問い合わせが集まる注目のサービスとなっているようです。

2020年12月現在、ピーサポネットは全国13施設と業務提携を結び、残されたペットを安心して任せることができるようになっています。 業務提携施設は今後もさらに増える予定で、これからは病弱なペットの第二の我が家を作るため、獣医と連携した施設との提携をすすめているそうです。 福岡県宗像市の家族葬専門葬儀社の森の庵では、ペットの相続相談も受付けておりますので、お気軽にお問合せください。

 まとめ

ペットの相続は飼い主が若いうちから対策するのがベスト!

ピーサポネットのラブポチ信託®は元々、高齢者のペット相続問題を解決するために作られたサービスです。 しかし、飼い主さんに持病があったり、高齢でお金があまりない状態だったりすると、生命保険信託ができず不安が残ります。 愛するペットの将来に不安を抱えないためにも、早い段階でペットの相続について考えておくと安心です。 

福岡県宗像市の家族葬専門葬儀社の森の庵では、ペットの相続相談も受付けておりますので、お気軽にお問合せください。

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