こんにちは、「家族葬専門 森の庵」司会の水野です。
年賀状…いただくばかり。すみません。
頂いた年賀状を見るのは楽しいですね。でもいざ自分が書こうとすると
「今年もよろしく」ってありきたりの言葉。
「今年もよろしく」って書くからには今年もあなたと会うから「頼むね」ってことでしょう?
普段離れていてめったに会わない人にも
そう書いちゃうテキトーな私がここにいますーー!すみません💦
そして家族にこそ言わないといけない!「今年も私のお世話、よろしく」って。「いやです
」って返されそうですが。
私の理想の夫婦がお子様の言葉によって語られました。
それは先日の家族葬でした。
遺族より、お棺の中に「杖」を入れてほしいとのこと。
「父は母と山登りをしていました。この杖を使って。九州の山はほとんど登っていると思います。」
ということは、この持ち手にはお父さんのぬくもりがあって、
この杖はお父さんの手の形を知っているんだな~としみじみ。
登っている途中、夫婦はどんな会話をしていたんだろう?
いや、会話がなかったとしても
奥様が少し遅れるとご主人が待ってあげたり👟
奥様がご主人に水筒のお茶を淹れてあげたり☕
していたんだろうなと想像しました。
器用なご主人で日曜大工🔨もこなし、奥様のために家の中に手すりを作ったこともあるそうです。
バイクで買い物に行き、料理🍲も上手、読書📕とクラシック音楽🎵が好き、
そして何十年も日記📖をつけていたそうです。
きっと奥様のことがたくさんつづられていたのでしょう。
導師様のお勤めのあと、皆様に偲んで頂きました。
日記📖のこと、山登り🗻のこと、ゴルフ⛳のことやお孫さんのこと。
家族だけであっても、こんなにも全員が思い出に熱くなる…💦
家族全員が目を閉じたり、写真📷を見つめたり。大切に送っていると感じることができました。
「父は母を大事にする、母は父を頼りにしている、ケンカもしていたけど いつも寄り添っていた」
その言葉が、お孫さんの耳にも届いていて そのやさしさを受け継いでいくでのでしょうね。
そしてお花🌼を手向けるとき、心が熱くなる場面がありました。
闘病中の奥様からご主人への年賀状が届いていたのです。ご家族が持ってきてくださいました。
ご主人は杖とその年賀状と奥様との思い出を胸に抱いて旅立ちました。
山登り🗻を楽しんだあの日の思い出は、
お二人だけが懐かしく描ける風景でお二人だけが微笑んで語ることができる場面。
日記📖には日々の動きが書いてあったかもしれませんが、
文字を辿るとき 風景🌳、場面🏠がよみがえるのでしょう。
文字✐で残して、文字✐を受け取る。
そしてその筆圧や大きさ、濃さやクセであなたを感じる。
日記、年賀状の文字って、思い出を保存しておくクラウド⛅のようなものなんだと思いました。
思えばこの宗像地域、山がいっぱい。
記録更新中の体重に歯止めをかけるべく、登山とまではいかないが、
トレッキングから始めてみようか?
年始の誓い、目標は達成できたことがないという私がここにいますーーー。
森の庵 司会水野🎤